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大切な6歳臼歯を守ろう

 

 6歳臼歯は6歳前後に奥から生えてくる永久歯で、第一大臼歯のことです。6歳臼歯は乳歯と生え変わるのではなく、一番奥の歯茎を突き破って生えてくる歯です。


 6歳臼歯の生える時期は個人差がありますが、早い子どもでは4歳半頃から生え始め、6歳では約半数、8歳までには、ほとんど子供に生えてきます。この歯は一部見えてから全部生えきるまで1~2年くらいかかります。


 6歳臼歯は、最も大きい歯であり、噛む力が一番強く、食物を噛み砕く大切な歯です。歯全体の命運を握っていると言っても過言ではないのです。こんなことで、6歳臼歯は歯の王様と言われています。


 ところが、最も大切なのに、6歳臼歯は一番虫歯になりやすい。生えた永久歯は柔らかく、歯は石灰化が未熟で、生えて来る途中で虫歯になってしまうこともあります。また、半分歯ぐきに隠れている生えかけのときは、気づかない人が多い。咬む面の溝が深く、複雑な形で、歯ブラシが届きにくく汚れがたまりやすい。


 

 虫歯を発見されることは早ければ早いほどいいと思います。自分で簡単に虫歯を诊断できる虫歯診断装置をお勧めます。特定波長の光線で照射すると、ポルフィリンのあるところは蛍光測定で判断できます。

 

6歳臼歯を守る対策:

① 夜寝る前には、必ず、丁寧に歯を磨きます。

② 食べたあとは、必ず口をすすぐ。

③ シーラントで溝をふさぎ、溝の中が汚れるのを防ぎます。

④ フッ素を歯面に塗ります。フッ素にはムシ歯予防効果があります。

⑤ 6歳臼歯はムシ歯になりやすいので、定期検診で早めのチェックを行いましょう。虫歯診断装置を持つ両親がお子さんの歯を確認ください。


健康な永久歯のために、これだけは頑張ろう!

 

 


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