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オートクレーブ滅菌の温度

 皆様:

おはようございます。歯科販売会社の担当者、ちょうきんともうします。夜寒が身にしみるころ、皆様お元気でいらしゃいますか?

時々、滅菌をするのに、オートクレーブを使用する時、121度と130度?と二つの温度がありますが、あれは、何故ですかという質問が聞かされました。

今日はオートクレーブ滅菌の温度について、紹介したいと思います。通常、オートクレーブ滅菌は121℃、2気圧(平圧+15ポンド/平方インチ)で20分処理という形で行われますが、一度に大量の培地を滅菌する場合などには、培地内部の温度上昇に時間を要するため、より長時間行う必要があります。また一部の細菌用培地などには115℃(約1.7気圧、平圧+10ポンド/平方インチ)で滅菌するものもあります。また異常プリオンについては132℃1時間によって感染価を1000分の1に減弱させることが可能であり、焼却などの完全な処理が不可能なケースについては、このようなオートクレーブによる減弱化を用いる場合もあります。(Wikipediaにより)

オートクレーブには121度のほかに132度・115度・126度があります。この温度が低くなるにつれて滅菌時間も長くなります。

121度で20分が通常使われていますが、手術中などの緊急時には132度で3分というハイスピード高圧蒸気滅菌をおこないます。

121℃で通常20分加熱すると、耐熱性菌Geobacillus stearothermophilusの芽胞が10^-12の割合で死滅する確率に基づいています。

 

菌は対数的に死滅するので、10^6個の菌が存在する場合、100万回に一回1個菌が存在する確率ということになります。実際は、菌はそれだけ存在していないし、そのような耐熱の芽胞菌も存在していないので、そこまで加熱する必要がありませんが、どのような耐熱菌がどれだけ存在して要るか分からない場合に、この条件で滅菌すれば大丈夫ということに基づいています。

どうですか。この文章が皆様に役立てれば嬉しいです。

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