乳歯が抜けない、生え変わらない5つの理由

乳歯の根が溶けずに残っている

乳歯は永久歯が近づいてくると根が溶けて生え変わります。しかし、乳歯の根が溶けずに残ってしまうと、乳歯は抜けずに、永久歯が横や後ろから生えてきてしまうことがあります。

乳歯が癒合歯(ゆごうし)で抜けないハンドピース

癒合歯とは2本の歯がくっついて1本の歯になっていることです。乳歯が癒合歯で乳歯の根が2本ある場合、永久歯が近づいてきても、1本の根しか溶かされず、もう一本の根が残ってしまうために、乳歯が抜けないことがあります。

乳歯の下の永久歯がずれている

永久歯は乳歯との生え代わりの時、乳歯の根を目指して動いてきます。しかし、永久歯の生えてくる方向がずれてしまうと乳歯の根が溶けずに、いつまでも乳歯が抜けずに残ってしまうことがあります。歯科用タービン

乳歯が歯茎に食い込んでいる

本来、乳歯は永久歯が近づいてくることによって、根が溶かされ、永久歯の上に持ち上げられるようになります。しかし、永久歯が近づいてくると、永久歯の方へ向かうように歯茎に入っていく乳歯があります。原因は不明です。乳歯は歯茎に入り込むようになり、永久歯の萌出の妨げとなります。

乳歯の下に永久歯がない

近年は永久歯が元々ない歯の先天性欠如(せんたんせいけつじょ)の方が増えています。乳歯が生え変わりのための永久歯が存在しないと、乳歯の根が溶けずに残ってしまう場合があります。

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