子供の床矯正のメリットとデメリット

子供の床矯正のメリット

食事時に取り外せる

床矯正は食事の時に取り外すことができます。一般的な矯正装置は歯に接着剤で固定してあるため、矯正装置が付いている間は固いものや粘着性なものは食べることはできません。矯正装置が取れてしまうと治療が進まなくなってしまいます。しかし、床矯正装置は食事の時に取り外せるため装置が取れる心配がなく、なんでも美味しく食べることができます。

虫歯のリスクを下げる

床矯正は歯磨きの時に外すことができます。歯に固定されている矯正装置の周りには汚れが溜まりやすく虫歯のリスクが上がります。また、矯正装置が付いたまま歯を磨くのは時間がかかります。完全に磨くのには30分程度必要となります。生えたての永久歯は柔らかく虫歯になりやすいために歯磨きの時に外すことができる床矯正は虫歯のリスクを下げることができます。

痛みがある時には自分で外せるハンドピース

歯を動かすには無傷で動くわけではなく、違和感や痛みを伴うことがあります。あまりに痛みが強い場合、床矯正では自分で取り外しが可能なため、緊急的に外すことが可能です。ただし、外している間は広げた顎が戻ってしまい床矯正装置が戻らなくなってしまうこともあります。そのため、自分で外せることはデメリットにもなります。

子供の床矯正のデメリット

自分で取り外しができる

床矯正は使わなければ顎を広げることはできません。自分で取り外しができるため、長時間外してしまうと床矯正装置が合わなくなってしまうことがあります。自己管理がしっかりできないと歯並びを治すことができなくなります。

壊れたり無くしたりしやすい

床矯正は食事の時に外すことができます。特に外食の時や給食の床矯正を外した時に無くしてしまったり、落として壊してしまうことがあります。床矯正を外している時には必ず専用ケースに入れておく必要があります。

決まった日時でネジを回転させる歯科用タービン

床矯正で顎を広げる場合は決まった日にネジを回し顎を広げる必要があります。回し忘れてしまうと顎に力が加わらず、いつまで経っても顎が広がらなくなってしまいます。

.歯ぎしりや噛む力が強いと壊れやすい

床矯正は主にプラスチックと金属のワイヤーでできています。強い力が加わり続けるとワイヤーが折れてしまうことがあります。また、床矯正を舌で動かしてしまうと壊れてしまう原因になります。

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